『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2012年1月10日火曜日

2011年12月号のみどころ

横組

P5~ 家族月間特集 縁
われらロータリアンズ! 親族で3人以上のロータリアン。けっこういらっしゃるというのが正直な感想。親子三代、夫婦そして甥や姪。ロータリーが代々引き継がれている例を目の当たりにする。P8の田口絢子氏は心は共にも登場されるが、そのロータリーへの思いが感じ取れる。

P9~ 私の家族
楽しい写真と記事が掲載。多様なその内容はロータリアンの幅を感じさせる。

P16~ 心は共に
「ピアノにのせた子どもたちの歌声」は感動するエピソード。バンコク南部の地区大会に参加していた際に遭遇した大震災の報。リアリティのある話である。おしむらくはなぜピアノなのかがもう少し表現されているとよかった。
その他の記事についても、まだまだ、続くロータリアンの活動は継続して掲載していってほしい。


P27~ 米山記念奨学生・学友たちが台風12号の被災地支援
東日本大震災復興のさなか、被害に遭われた和歌山紀南地区におけるボランティア活動が紹介されている。台風12号被災地支援も重要な問題であることを今後も提起していくべきだ。

P31~ 同論・異論
面白い企画である。今回は自粛についてと、会員増強について。内容的には異論が少なくなってしまうのだろうが、いろいろな意見が聞かれて興味深い。参加型の企画として盛り上げていきたい。横組にあるのも意味がある。

縦組

P2 アフガニスタンの真実
アフガニスタン出身のレシャード・カレッドさんの講演要旨。87年に日本国籍を取得されているが、故郷への思いは強く、アフガニスタンの歴史と現状をわかりやすく紹介されている。医師として故郷の地域医療活動にも積極的に取り組まれている。われわれには中東の問題はおおまかにとらえていることも多い中で、このような講演はとても意味がある。
「やはり人が一番大切です」という言葉がこれからのアフガニスタンにとって重要なことであることがよくわかる。われわれもアフガニスタンへの興味を持ち、平和の早期実現にあらゆる努力をすべきと感じた。


P7 この人この仕事
生が紹介させていただいた、宮崎RCの濱田倫紀さんの記事。うまく取材日程と綾スローフードまつりが重なり、取材陣にもそのまつりに参加いただき、綾町やスローフードを堪能いただいた。現場いに居合わせた身としては、リアルに彷彿とさせる文章と写真にただただ賞賛する。こうやって記事が出来ていくということを体験できたことは友の委員としても貴重な体験であった。

P14 言いたい聞きたい
合併に至る経緯と現状という大阪天王寺クラブの新見氏の記事。合併という現実がよくわかる。

P32 内外よろず案内ロータリー国際囲碁大会を開催

第2680地区の地区大会の公式行事として開催されること、日本、韓国、台湾持ち回りで開催されていることをはじめて知った。参加案内として友が活用されている事例でもある

P1 RI会長メッセージ
家族月間を具体的に表現するメッセージ。家族を強調する意味があらためてよくわかった。