『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2015年9月25日金曜日

2015年8月号のみどころ

 『友』誌の表紙は今年度も会員からの公募写真が掲載されている。

 8月号は縦組み表紙「夏だ 阿波踊りだ」の徳島の阿波踊りと、横組み「ろーたりー」は、海外でのブラックフィンバラクーダという魚の大きな群れの写真。どちらも躍動感があり、夏号にふさわしい写真だと思う。残念ながら9~10月号の応募数が少なく、選考に時間を要しているとのこと。写真募集については、当地区でもあまりPRされておらず、次年度以降も続けるのであれば、今から少しPRしていきたい。

横組み表紙裏は、ポール・ハリスが来日した時の写真。
 7月号の日本で初めて開催された国際大会に続き、過去のロータリーの歴史に関わる内容が掲載されており、9月号以降も何が掲載されるか、楽しみである。

 「RI会長メッセージ」「最高でなければ良いとは言えない」では、ロータリーが提供する製品として、教育、水、保健、平和、希望、そして人生そのものを挙げ、それは「最高でなければ良いとは言えない」と最善を尽くすように訴えている。私も、職業上の仕事も、ロータリーでの奉仕の仕事も、いつも最善を尽くすように努力したいと思った。

 特集「あなたのクラブは?――仲間を増やすために」は、日本の会員数の推移や会員数の国別ランキング、女性会員の割合など、数字を使った説明があり、わかりやすかった。

 「ちょっと変わった(?)例会の食事エピソード①」、例会の食事についてのエピソードが掲載されているが、大変参考になるし、当地区でも変わった食事や、皆さんが喜ぶような食事を提供しているクラブを『ガバナー月信』などで紹介するのも面白いと思った。

「ロータリーデー」では、当地区の鹿児島西RC・深尾兼好会員「目立たないところで行われる奉仕活動を顕彰」が掲載されており、前年度の友地区代表委員・深尾氏が記事を書いている。この記事を含め、縦組み「ロータリーアットワーク」にも宮崎南RCと出水RCの記事が掲載されており、当地区からの投稿も順調のようで安心した。

 縦組み「スピーチ」には、下関市教育委員会教育長・波佐間清氏の「出会い、感動、夢への挑戦!」が掲載されているが、子どもたちの健全育成への取り組み、「心の教育」「命の教育」の大事さは本当に共感できる。私も以前、PTA会長としての活動や、現在でも明るい社会づくり運動に取り組む中で、一番の課題として子どもたちの「心の教育」を重点に取り組んできた。ロータリーとしても何かできることがあるのではないか。そのことを今後、考えていきたいと思った。

 「わがまち‥…、そしてロータリー」は、初めて当地区の鹿児島県から指宿市を取り上げてもらった。記事中に登場した指宿RCは50周年を迎え、6月に記念式典が終わったばかりである。指宿市は南国・鹿児島の有名な温泉地であり、「アロハ宣言」や「菜の花マラソン」などでも有名。来年度、指宿RCからは二人目となる大重勝弘ガバナーが誕生し、今後ますます活躍が期待できるクラブである。

                             ロータリーの友地区代表委員

                                   中 島 司 人