『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2015年9月25日金曜日

2015年9月号のみどころ

 9月は「ロータリーの友月間」。今月から我がクラブでは、毎月の第1例会で私が今月号のロータリーの友の記事を紹介することとなった。是非、地区内の他のクラブでも毎月雑誌委員会が「友」の記事を紹介する時間を例会で作ってほしいものである。

 9月号の表紙の写真は、和歌山県有田川町の『棚田』とコスモスの花、そして新潟県十日町市の『もみじ引き』のお祭り、両方とも秋の訪れを感じさせる写真である。

 しかし残念ながら12月号~3月号、5月号の表紙写真は入選作が無かったとのこと。再募集で素晴らしい写真が多く集まることを期待したい。

 表2は大阪万博での例会開催。153日(153回)例会が開催され、2万3380人が例会に出し
たという記事は大変驚かされた

 今月号には全国の例会一覧表が折り込んであり、是非活用するようクラブ例会で紹介した。
RIラビンドラン会長のメッセージは、今こそ道具を研ぐ時が来た、つまり「もっと会員を入れるはどうしたらよいか。」に注意を向けるより「ロータリーの会員であることの価値をどう高められるか。」という視点が会員増強のためにも大事であるという意見は正にその通りだと思う。各クラブでも、自分のクラブの魅力や素晴らしさをみんなで論議する場も必要だと思った。「ロータリーグローバルリワード」プログラムは、一度My Rotaryで確認してみたい。

 今月の特別月間特集「ロータリーの友 創刊25周年記念座談会」は創刊当時は発行部数も少なく、いかに当時の方々がご苦労されて「友」の発行にご尽力されたかが大変よくわかった。

 また、第2540地区での「ロータリーの友・友会」は歴代の友地区代表委員が集まって、現職と次期の友代表委員との意見交換を行っているとのこと。現職の立場では大変心強く、この様な取り組みも地区で検討してみてはどうかと思った。

 基本的教育と識字率向上については、日本ではあまり身近に感じられないテーマのため、世界の現状と活動内容が紹介されており、認識を新たにすることが出来た。

 例会の食事エピソード②では、今回も当地区の前代表委員の深尾兼好さん(鹿児島西RC)が投稿されており、大変頭が下がる思いである。これからも、多くの投稿を期待したい。

 縦組みの「友愛の広場」では、高崎RCの驚異の会員増強(64名→101名へ増強)に記事が目にとまった。元巨人軍のラミレス選手の入会にも驚かされた。

 また、もう一つの投稿「ギフトになろう」のギフトとプレゼントの違いについてのご意見にもあるように、日本では「プレゼントになろう」と訳されたが、その中にはもちろん「心と知恵」のギフトという意味が込められている事は、いつも頭に入れておきたいと思った。

                             ロータリーの友地区代表委員

                                   中 島 司 人