『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2012年7月18日水曜日

2012年7月号のみどころ


1年ぶりに「友」の感想文を書いています。やはり委員を離れると、あれほどメンバーに精読を勧めていた「友」誌なのにしっかり目を通していなかったな、と反省しきりです。
二度目の地区代表委員、今年もまた宜しくお願いします。

 さて、1頁、片岡信彦「友」委員長の表明①田中作次RI会長応援のための「特集記事」の掲載②未来の夢計画のパイロット地区の体験談紹介③ロータリーの感動体験を語らせる「Rotary Moment等まさに時宜に適った編集方針だと感激しました。昨年末急遽、地区幹事を拝命して、現在ガバナーの公式訪問に随行し当地区のガバナー方針「CLPの導入」を説得しておりますが、上記3点はクラブが長期計画を策定しCLPを検討する上での重点課題、フォーラムでの質問もほとんどこの3点に限られています。また「Rotary Moment」は、RIの広報補助金事業として、当地区が実施を計画しているラジオキャンペーン「ロータリーって楽しい!」ともリンクするかと思われます。今年は「友」誌を充分活用させて頂きます。

 15頁に亘って紹介されたRI会長の紹介も、仰々しくなく、実績もサラッと。人柄や仲間、家族のなかでの会長に焦点が当てられていて好感が持てました。そして次が「ガバナーの横顔」、ロータリーでの実績とかではなくガバナーの人となりを紹介せよ、という編集部の注文もあってか、読んでみると結構面白く名文揃い、わが地区のボスの紹介は、不肖私が認めましたが、ゲラを見たご本人が奥様に「何を言ったの?」と尋ねられた処「ホントの事でしょ、何か?」の一言、ボスは納得するしかなかったとか。楽しい企画でした。

 縦組みの頁では、エネルギー問題を取り上げた東大の養老教授の「SPEECH。使用する外部エネルギー量を下げれば人の価値が上がるという見方、人間という言葉は世間という意味がある、だから人を大切にするには、人と人の繋がり=絆を大切にすることだという教授の話に大共感しました。「この人この仕事」も取材の視点が相変わらず素敵で、力みの無い陶芸家が紹介されていて読まされてしまいました。最後に「友愛の広場」に目を移すと、トップに当地区の鹿屋西RCの古江さんの投稿を見つけました。よく知っている方だったので「さすが行動派の古江さん!」と嬉しくなりました。

 やはり身近なメンバーが載ると手に取りたくなる。手に取ると、あちこちの記事が読みたくなる。全てが自分に少なからず関係のあるロータリーの記事ですからね。
(文責 深尾兼好)