『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2015年11月30日月曜日

ロータリーの友 11月号


11月号の表紙、横組み「朝日を受けて」は、北九州空港連絡橋の朝日。縦組み「紅葉の庭園」は国営武蔵丘陵森林公園のカエデ園。秋も深まり、全国各地で素晴らしい紅葉が見られているのだなあと思うと同時に、ぜひ九州の紅葉の名所も見ていただきたいと思った。

横組み表紙裏は、「西太平洋地域ポリオ根絶京都会議が開かれる」の記事。ロータリアンと関係機関の努力により、現在は野生ウイルス常在国がアフガニスタンとパキスタンの2か国だけになったとのこと。あともうひと頑張り、われわれも協力していきたい。

K.R.ラビンドラン氏の「RI会長メッセージ」は、「平和をもって暴力と戦う」である。フランスの同時多発テロも多くの犠牲者を出したが、本当に、恨みは恨みのよって解決できるのではなく、お互いの思いやりでしか解決できないとつくづく感じた。「私たちは暴力で暴力に立ち向かうことはできません。教育、理解、そして平和という武器をもって戦う時、私たちは真に『世界へのプレゼント』となれるのです」というメッセージに、本当に心を打たれた。

11月はロータリー財団月間。特集「私たちのロータリー財団」にはさまざまな活用例が紹介されており、ロータリー財団の資金がいろいろなところで役に立っていることがよくわかった。

「親睦の輪を広げる姉妹クラブ・友好クラブ」には、当地区から都城北RCの「国境を超えて50周年記念式」として、都城北RCの台湾の潮州RCとの交流が紹介されており、投稿に感謝したい。

Rotaryいま……」の「何度も恐縮ですが、ロータリーの公式ロゴ」では、ロータリーの公式ロゴの使い方について、二神典子編集長が丁寧に解説しており、大変わかりやすかった。やはり全員が、その使い方を共有する必要があるとつくづく思った。
縦組みの中で特に印象に残ったのは、「友愛の広場」に掲載されていた、丸亀RC・和泉清憲会員の「20円でできるロータリーの広報」だった。フレーム切手のことは知らなかったし、オリジナルの絵柄で作成でき、ロータリーの広報に使えるというアイデアは、ぜひ一度わがクラブでも検討してみたいと思った。

「ロータリーアットワーク(写真編)」には、当地区・宮崎中央RCの「トライアスロン大会の運営をサポート」として、宮崎シーガイアトライアスロン大会の運営サポートの記事が掲載されていた。会員、ローターアクターとともに、高校生ボランティアも一緒に参加していた。奉仕の精神が若者にも広がっていってほしいものである。