『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2020年10月9日金曜日

ロータリーの友を読もう10月

今月のイラストはちょっと力強い。かぼちゃとパプリカ、赤唐辛子が転がっていてもうすぐ秋。
色使いが素晴らしい。コロナ何するものぞ・・・ 

RI会長メッセージは
ソーシャルインパクトネットワークRCのレベッカ・フライさんの紹介。オンラインで
例会やプロジェクトを行うEクラブだが、会員を地域に限定せず、どの国からでも
受け入れる今までのロータリーの概念を変えるクラブで、主にロータリー学友で
組織されている。会員としての価値に重点を置きクラブを変化させ、
更には会員の国際的なつながりを活かしてクラブという枠を超えた活動を指向する、
まさにホルガ―・クナーク会長の言うロータリーの多様性で変化を推し進める
新しいモデルとなるクラブのようだ。

今月の特集は、コロナ禍での自然災害
「各地からの思いをつなぐ」
恐れていたコロナ禍中での災害、熊本豪雨におけるロータリーの災害復旧支援活動が紹介されている。
まず始めが、
周辺RCの支援で「人吉市の街中に支援物資拠点を構築した」という報告。
人吉中央RCの村田優子会員は、自らも被害を受けながら、混乱する被災地
の中で、持ち店舗を提供し、近隣のロータリアンの協力で拠点を立ち上げた。
各地のRCから続々と支援物資は到着し安堵したが、避難所に派遣された
保健師がコロナに感染。コロナの渦中では県外からのボランティアを受け入れることも
かなわず、8月末時点でも、まだ街のあちこちで災害ごみが山積みされたまま
だという。極めて困難な状況の中、地元ロータリーの力が問われている。
次は
熊本地震での経験から、人吉RCの本田節会員が、
炊き出し支援を効率化するキッチンカーを提案、
地区の被災地支援プロジェクトに申請して「ロータリー命のキッチンカー」が誕生した。
今回の豪雨では、キッチンカーも被災したが、たくさんのロータリアンの物資支援や労働支援で
4日後にはキッチンカーを走らせ被災地で「食の支援」を行った。「まずは、ロータリアンが
元気にならなければ」とう人吉RC会長さんの言葉に大きく頷いてしまった。

次は被災地に入ったローターアクターからの報告。
やはりコロナのため、県外からの動員は望めず、災害支援経験の無い、熊本、大分のメンバー
だけで、人吉、八代、日田の復旧を手伝った。すくってもすくってもかたずかない泥、
不慣れなため効率も悪い、経験者の知識と経験が全国で共有できるシステムがあれば、と
痛感したそうである。

最後は
被災地県外からの支援の報告。東日本大震災でお世話になったお返しに
「愛サーブを九州へ」をスローガンに「復興支援プロジェクト」を立ち上げ
支援物資を人吉に送った福島二本松RC、
タイの小民族支援を通じて交流のある人吉中央RCにいち早く義援金と冷凍参鶏湯を
送った大阪梅田RC。この参鶏湯は、前述、街中の支援拠点で熱々がふるまわれたとか。
他人事で済まされることではないが、迅速で心温まるロータリーの大きな
支援がホントに嬉しい。

もう一つの特集は
これも日本のロータリーだけの月間。
『米山月間』
最初のページは、米山記念奨学事業の歴史、1952年東京RCで構想、67年に財団化、
71年にカウンセラー制度、72年功労者制度、83年には台湾に米山学友会が誕生している。
その後は、日本国内、韓国、中国、タイ、ネパール、モンゴル、スリランカ、マレーシア、
ミャンマーと続々学友会が結成され、RCも台湾と東京で認証されている。
アジア各地の若者の日本理解を願った米山梅吉さんの思いは見事実を結んだような気がする。
次が親善大使新しい3人を紹介。アフリカトーゴ、オーストラリア、中国の学友出身者で、
国内外のロータリー会合に出向き、米山記念奨学事業のPRを行う。IM等地区の催しなら
奨学会の広報に申し込めば、旅費等は奨学会の負担で派遣してくれる。
例会卓話の場合の旅費はクラブ負担。日本を信頼してくれる彼らの話、是非とも聞いてみたい。
『世界中のロータリープロジェクト』
1,フランスでは乳がんのサバイバーをテーマとする写真展「ビーナスの夜会」を開催。
  参加者に乳がん治療や定期検診の必要性を訴えた.
  因みにフランスの乳がん発症者は8人に一人、毎年約5万人に上る。
2,ケニアでは、バイクタクシー「ボタボタ」がコロナのため利用激減。
  その運転手を救済しようとキャンペーンを展開しロータリアン、
  ローターアクターらの寄付により、彼らに食料などを提供した。
3.インドではイギリスのロータリアンの発案で、砂塵の多いインドで
  白内障の治療を行う現地RCとの共同のプロジェクトを立ち上げた。
4,メキシコでは。カナダのRCが劣悪な住宅事情を解消しようと
  大工職人を率いて18人のロータリアン他が自分たちの手で、10日間かけて
  2組の家族に3LDKの住宅を提供した。費用は概ねをクラブと地区が負担した。
5,アメリカではアイオワで氷が張った湖面に車を浮かべ、沈む時間を当てるという
  変わったチャリティイベントが開催された。
  くじのチケット販売による収益は地域事業や、
  沈んだ車を訓練として引き上げてくれる消防隊への寄付に使われるとか・・・
  身近なアイデアが面白いイベントを生み出す。我々も見習わねば。

『大人の着こなし図鑑』
「レディスジャケット」

連載コミック
『ポール・ハリスとロータリー』
 第2章 5か年の愚行(後半)に入った。
 「愚行」と書かれているが、決して愚行ではない。友人のジョージ・クラークは
 ポールの将来に期待して、金を出して彼の希望するヨーロッパに派遣した。
 ヨーロッパでは、マクファーランド夫妻が滞在費を立て替えて彼の遊学を支援した。
 その善意と友情が、ポール・ハリスの
 「人間の生活の根本は、善意と友情に支えられている」
 という思想を確固たるものにしたのだと思う。
 佳境に入って愈々漫画に嵌まり始めた。

今月もRI指定記事が印象に残ったので特筆
 RI指定記事「台北国際大会の案内」
 『台湾グルメを楽しもう』
  台北の夜は「夜市」が最高。路上に屋台が立ち並び、毎日賑わっている。
  ショッピング、飲食、その活気に乗せられて、楽しめること請け合い。
  一番賑わう士林夜市もいいが、私は台北101近くの通化街がいい。
  台湾の市民が多く、烏龍茶を買うなら絶対こっち。
  紹介されている「臭い豆腐」も、ガーリックソースを掛けると絶品だとか。
  ぜひ、食ってみたい。

もう一つRI指定記事、R財団管理委員長からのメッセージ
『世界ポリオデーを支援しよう』
  ラビンドラン財団管理委員長の母国スリランカが、まだ内戦状態にあった頃、
  スリランカのポリオプラス委員長として、紛争地帯でのワクチン投与を計画。
  悪鬼の如く恐れられている反政府組織のリーダーに恐る恐る2日間の停戦を提案した。
  リーダーは、予想に反して停戦を快諾。その返信分がちょっと感動的である。
  停戦に同意するとした後「私たちが戦っている相手は、子供たちではないのですから」
  反政府軍が占領する地域のワクチン投与所で、ロータリーは敬意を持って迎えられ
  ワクチンの投与が行われたという。
  「障害は克服するまでは、乗り越えられない壁に思える」
  委員長の文章の展開が上手すぎる。素晴らしいの一言に尽きる。
  コロナパンデミックで再びポリオが蔓延するリスクに世界は直面しているが
  ロータリーなら、これを克服できる。その通りだと確信できた。
 
ひっくり返して縦組みを見ると
 「SPEECH」
 『地域と共に歩む経営』
 北海道でコンビニチェーン(セイコーマート)を経営する㈱セコマの会長
 丸谷智保さんの講演骨子。「地域と共に歩む経営」なんて、地方の企業なら
 みんな言ってる、と思って読んでみると、北海道内179市町村のうち175地域をカバー。
 コンビニチェーンの顧客満足度は4年連続全国一位と書いてあって吃驚。
 農業生産法人を作り「生産」、「製造・加工」、
 道内隈なくネットする「物流」、そして
 小売店舗が1200店舗というサプライチェーン。
 地域の住民の声を聞き地域とのコラボによってどんな地域でも出店の要請に応え、
 特産品があれば、それを活用、紹介し地域にも貢献している。
 面白いエピソード、要請を受けて開設した店舗のオープニングセレモニー。
 主催はなぜか「町」、来賓として丸谷さんは、自分の店でありながら
 「本日はセイコーマートの開店、おめでとうございます」と祝辞を述べた。
 笑い話のようだが、地域住民の愛着、感謝の様子がはっきりと見えてくる。

『この人訪ねて』
 北海道千歳RCの佐々木義朗さん。コロナ禍でもろに影響を受ける旅館業界にあって
 創業100年を超える老舗旅館を経営する4代目。1日1500人のキャンセルにも屈せず
 1日も休まず営業を続けておられるとか。甲子園を目指した高校球児が父親が改修拡大
 した支笏湖の高級リゾートホテルを継ぐため、沖縄のリゾートで修行。
 ここで妻女を娶り帰郷。
 「これからは企業ではなく家業に戻す」と宣言した父の言葉に
 感銘を受け、従業員も家族、ロータリーも家族という気持ちが、この窮状に耐える力を
 生んでいる。地域のお役を何でも引き受けるお人好しと奥様は呆れているが、
 代表理事を務める支笏湖運営協議会のヒメマス(アイヌ語でチップ)は、支笏湖の
 名物になりそうな勢いだとか。これは美味そう、食ってみたい。

『卓話の泉』
 埼玉戸田RC 大島祥男ドクターの卓話「いびきに注意」は、私が今、睡眠時無呼吸症
 の治療中であるため関心を持った。会議中に居眠りする、朝心臓に負担がかかり苦しい。
 まったく書かれている通り。CPAPは音と口に負担が大きすぎてマウスピースにしたが、
 朝まで外れなければ寝起き爽快、頭も冴えている。最後に書かれていた禁酒が必要
 の一言は見なかったことにしておこう。

『友愛の広場』
 岐阜東RCの浦田益之会員の「ロータリー五訓」
 エッ五訓??と思って読んでみた。
 1, ロータリーは上中下が精神
   中という字は口が上下をつなぐと書く。
 2, ロータリーは希望をキープ
   希望なくして前進はない。
 3, ロータリーは業界の代表
   昨今のルーズな運用はロータリアンの誇りを奪う
 4,ロータリーはウィン・ウィン
   言わんとすることが相手の利になれば是
 5, ロータリーは文化リテラシーの道場
   異業種交流は教養の糧
         ナルホド、ナルホド

『俳壇・歌壇・柳壇』には当地区からの投稿無し
『ロータリーアットワーク』
 東京米山友愛RCの「日本から発信、医療物資支援プロジェクト」
 米山学友が作ったEクラブがオンラインを使ってコロナ感染防止の医療物資を
 低価格で提供、購入した物資をクラブ、個人が奉仕活動に転用する、といった
 一石二鳥の効果もうみ、6月のバーチャル国際大会で紹介した。

ロータリーの友は、まず関心のある記事だけから読み始めれば
無理なく購読の習慣が身につく。我らが団体の機関紙なのだから
是非、一度頁を開いて、目を通して欲しい。

2020年9月3日木曜日

ロータリーの友を読もう9月


今月のイラストもホッとするような優しいアート。コーヒーブレイク、目を閉じれば
湯気の向こうに広大な草原・・・という感じか? 

巻頭のRI会長メッセージ
ホルガー・クナークRI会長がロータリーに傾倒するきっかけとなった
青少年交換プログラムについて。ローターアクトと共に青年期を歩んだ
クリスティーンさんに、この欄を譲るという珍しいメッセージ。
彼女はローターアクターでありロータリアンとして両者の架け橋に
なろうとしている、とか。ロータリーと触れ合った若者に声をかけるのが、
ロータリアンの義務。ロータリー家族は永遠なのだと共感した。

今月の特集は、基本的教育と識字率向上月間ということで
「読感表選」
んでじて、自分の言葉で現すること、さらに情報が反乱する現代では、正しい情報を
択出来るかどうかが問われる。という意味。
識字率なんて海外の問題だと思いがちだが、OECDの調査では日本の若者の読解力は
世界の15位以下に低迷しているらしい。
「読書とは自分の頭ではなく、他人の頭で考えること」 という
ショーペンハウエルの言葉が頭に残った。

日本のロータリーの
基本的教育と識字率向上に対する取り組みは 
故郷ゆかりの国際人を顕彰し、映像や絵本で伝記を制作、
15年に渡って読書感想文を募集している「御坊RC」の例。
東京にオリンピックを呼んだ「和田勇の物語」に感動した子どもたちの感想
「誰かのためになにかする、それが私の未来への第一歩」
まさに超我の奉仕、それを教育する素晴らしい事業だと思う。

日本のアンデルセン浜田光介の生誕地高畑の「高畑RC」は、
各学校に高畑ロータリー文庫をつくり童話を寄贈している。
スマホ一辺倒で読む書くことに関心を示さない子どもたちが、
書き文字の美しさに気づいてくれればいいのだが・・・

また、Eクラブの特性を活かして、SNS上のトラブルや個人情報の漏洩といった
デジタルリテラシーの問題について安全教室を実施しているクラブもあった。
スマホは便利で、もはや手放せないツールだけに危険を回避する教育は必要だ。

もう一つは、日本のロータリーだけの月間。
『ロータリーの友』月間の特集
まずWithコロナの時代だからこそ、情報の交換を積極的にやろうという提案。
日本のロータリアンを結ぶ「友」をプラットフォームに新しい交流を広げようということ。
例会の方法は、事業は、活動は、ロータリーの在り方は?
情報を交換できることがロータリーの魅力。
まず投稿の仕方、電子版も含めて詳しく解説されている。

また、公式Facebookも始まったようだ。コ
ロナ禍で例会も通常とおり開けない中では、情報の共有、拡散には
SNSが有用。迅速な情報が交換できる。
といっても、なんでも投稿できるわけではない。著作権に配慮する必要がある。
他人の作品を無断で使ってはいけないことは誰でも知っているが、
新聞社や放送局が、自分たちの活動を取材してくれたとしても、
版権はマスメディアにあり許諾が必要
ということには、あまり気を使わないようだ。同様に「友」に掲載された写真や記事を
クラブ週報やガバナー月信に転載することも許可が必要。
昔みんなが言っていた「ロータリアンは著作権を主張しない」なんてことは決してない、
と心得るべきだろう。

ロータリーの友は広報誌ではなく機関紙
「The Rotarian」は「ROTARY」に
ロータの友横組の表紙には「ROTARY」と表記されるようになりました。
誌名は「ロータリーの友」ですが、これはRIのブランディング戦略の一貫。
マーク単独の使用にも厳しくなったようで、各クラブのリーダーは要注意。

機関紙であること。これは重要なことです。
RI指導者の考え方、方針を知り、ロータリーを学びクラブ事業に活かすこと、
そしてもう一つが
日本の、世界の、ロータリアンと交流し親睦を深めるための交流誌ということ。
専門家が専門書を娯楽本より面白いと思うように、ロータリアンがロータリーを
楽しみ活動しようと思えば「友」が雑誌や小説より面白くなるはず、では?

次が「ロータリーの友地区代表委員」について
この特集は有り難い。いくらガバナーから任命され、ガバナーの代理として
「友」に関する役務を負う委員、と言っても、地区組織では無任所、存在感が無い。
かつては、情報収集のための組織もなければ、「友」をPRし投稿を要請する
機会も与えられなかったが、当地区では、前年、当年、次年度の地区委員と
予定者と月信委員からなる「地区友委員会」が開設され活動開始。
のはずだったがコロナ禍のため待機中。
地区代表委員の役務である全国34地区の代表委員が集まる
代表委員会もネット会議となって気力喪失が現状である。様々なクラブから
様々な情報が報告され、いちいち驚き感激したリアル委員会の復活が望まれる。

『ロータリー雑誌の仲間たち』
RIが発行する「ROTARY」
以下32の地域雑誌の全ての表紙にROTARYの文字が入っている。
それぞれにお国柄が出ていて、しかもデザインのレベルが高い。
世界中のロータリーの指導力が覗える。

今月は「侃々諤々」も「ロータリーの友」について
「他クラブの投稿記事から学ぶことが多い」「女性会員の活躍等、時代の流れを
感じる」「投稿することは、ロータリーに対する自分の考えをまとめること」「過去、現在、
未来のロータリーを知る教科書」「投稿記事で先輩の活躍を知り、励みになった」
「友」は日本のあらゆる分野で指導的立場にいる9万人が意見を述べる日本一の
調査機関」等々、色んな意味で評価は高い。
改めて見直してみる、ストックしておくことも必要かも。

『大人の着こなし図鑑』
今月のテーマはベスト。最近三つ揃えを着ることが少なくなったが、
この頁にはベスト着用を勧める4つ理由が書かれている。
①一つはフォーマル度が上がる。② 上着を脱いでも失礼にならない。
②個性が表現できる。④ 半分以上隠れるので派手なネクタイが使える。
でもやっぱり一番は出っ張りだしたお腹が隠せることのような気がする。
ベストはスーツをオーダーする時頼めば、わずか10から20センチの生地をプラス
すればできるらしい。これはいい話を聞いた、試してみよう。

次が連載コミック「ポール・ハリスとロータリー」
第2章に入った。5カ年の「愚行」。アイオワ州立大卒業後、先輩に刺激を受けて、
5年間の放浪の旅に出る。アメリカ全土を放浪し、新聞社の通信員、缶詰工場の従業員、
大学講師、新聞記者、面白いのは俳優やカウボーイも体験、生涯の友を得る。
その後、イギリスはロンドンに渡り、帰国後、世界博覧会が開かれるシカゴに向かう
資金調達のため友人の農場で働き、ハリケーンに遭遇。8歳の少女を救出する。
人生そのものがドラマ。平々凡々と世界の指導者になった訳じゃないことに感動させられる。

「日本のロータリー100周年を一緒に祝おう」
ピンバッジがすでに出回っているが、9月18日には記念切手が発売される。
RIの6つの充填戦略のウチ5つの分野のアイコンを採用。5種類10枚組
発行日には特印(特殊通信日付印)のサービスも有るとか。
RIの公式ロゴ使用方法のアレンジが生じ、今回だけの特例として認められた。
いい機会なので、是非購入して無沙汰をしている友人みんなに手紙を出してみたい。

今月はRI指定記事が印象に残ったので特筆
RI指定記事の「台北国際大会の案内」『ちょっと一息』
タピオカミルクティは台湾が発祥の地とか。昔は台湾に行くとお茶を飲み歩くのが
定番だったが、最近はタピオカミルクティとコーヒーが人気とか。
「ただ一服しているわけではありません。地元の文化を味わっているのです」
という決めの言葉が最高。台北・・・行ってみるか。

もう一つRI指定記事、R財団管理委員長からのメッセージ
『日々の選択が平和をもたらす』
1914年、ヨーロッパ戦線、砲撃を繰り返すイギリス軍とドイツ軍、その中でのクリスマス。
「メリークリスマス!イギリス兵よ、共に歌おう」とドイツ兵が声をかけ、程なく両軍の兵士が
胸壁を乗り越え、手を取り合って『クリスマス・キャロル』を合唱、酒を酌み交わし、
サッカーの親善試合まで行われた。勿論その後は4年に及ぶ殺し合いを再開することに
なるのだが、この兵士たちの行動は「人の心が受け入れれば平和は可能だ」
と教えている。戦争の否定というネガティブな面だけでなく平和の肯定、
積極的な平和の推進というポジティブな形で平和を実現する努力が必要と
書かれている。素晴らしいメッセージに涙が出るほど感銘した。

ひっくり返して縦組みを見ると
まず「SPEECH」
『変態が改革する多様性社会』
というタイトルに「エッ!?」
立命館の出口治明副総長の講演の要旨だが、変態という言葉に仰天。
解説を見ると、世の中をきちんと見て、正しく動くには、
タテ、ヨコ、算数の思考で考えること。うーん、もっとわからない・・・。
人間は、人生観や価値観という色眼鏡で見ている。その色眼鏡を外す方法が
タテ・ヨコ、算数らしい。タテ(歴史)=昔の人はどう考えたか、脳の作りは進化しないから
昔の人から学ぶことは重要。ヨコ(社会)=他人はどう見るか、世界中の当たり前が見える。
そして算数。エビデンス(根拠)=データによる分析を重視すること。
この3つで全てを考えるというのが出口氏の考え方。
だから、日本の国際競争力の低下は、日本がこの30年間にGAFAやそれに続く
ユニコーン(予備軍)各社のような新しい産業を生み出すことが出来なかったことが原因。
新しい産業を生み出す鍵は、①女性、②ダイバーシティ(多様性)、③高学歴だと指摘。
女性の能力を認めない、外人を混ぜることも好まない、日本の企業が好むのは
頭が良くて素直で上司の言うことを聞くお利口さん。それでは新しいアイデアは生まれない。
アイデアを生み出すのが「変態」
今までの日本の教育のような均質的な優等生を生み出すシステムはやめて、
個性の尖った人、「変態」をみんなで大事に育てることが日本を救う道。
ウーン、確かにそうだ。これからも生き延びるのはアイデアを持った会社。
土地、資本、労働力じゃ未来はないな、と感じた。

『この人訪ねて』

益子RCの藤原郁三さん。益子焼の陶板作家。飲食物を盛る器ではなく、
ヒトを入れる器、建物の壁を陶で作る人と説明があった。
そういえば市民ホールとかの広い壁に陶板というのをよく見かける。
元々芸大で日本画を専攻されたらしいが、河合紀氏に出会って陶板作家に、
陶壁は独りじゃ出来ない、環境芸術、地域の環境、住民の思いを組み入れる
のが作法とは、まさしくロータリアンに違いない。
四天王に踏みつけられている邪鬼を解放して無邪気な姿を作るのが生涯の仕事とか、
二度の癌を克服して無我の境地で邪鬼と対話される氏に深甚なる敬意を払いたい。

『卓話の泉』『友愛の広場』『俳壇・歌壇・柳壇』には当地区からの投稿無し
『ロータリーアットワーク』
今月は当地区の串間RCの「ウミガメのために海岸清掃」が1頁全面に
紹介されている。県指定の天然記念物で絶滅危惧種のウミガメは、串間市の
長浜海岸を産卵地とする。串間RCは30年にわたって清掃活動を続けている。
例年はインターアクターも協力してくれるが、今年はコロナ禍で参加できず、
会員7名での作業だが、集めたゴミはトラック4台分になった。
活動に共感する会員を増やし、ロータリー家族を増やして、頑張って欲しい。

2020年8月13日木曜日

ロータリーの友を読もう8月

 表紙のイラストが変わった。きちっと色分けされた面で立体が構成されている。

曖昧な線がなく清々しさを感じる。確かにコロナ禍の鬱陶しさが癒やされるようだ。


巻頭はRI会長メッセージ

2020年は歴史的な変革の年、パンデミックと直面する中で世界が変わり、

ロータリーもその世界を反映している。会合が対面からオンラインに変更を

余儀なくされても、ロータリーは見事な適応能力で発展が留まることはない。


変化に迅速に適応し続けるのがロータリー。

「変化を取り入れてより強固な存在になるために、

ロータリーは無限の機会を開く」

正しく元気が出るメッセージだ。


今月の特集は、会員増強・新クラブ結成推進月間ということで

「私がロータリーを続ける理由、そしてその魅力」 


7名の執筆者の殆どが、先輩の行動と言葉、そして仲間との繋がりを挙げている。

ロータリーに居る意味がわからなかった人も幽霊会員もどきだった人も、

商売に役立つかも、という不純な動機で入会した人も、みんな先輩や仲間の影響を受けて、

ロータリーを楽しんでいる。「入りて学び、出て奉仕せよ」

 ロータリーは人格を磨くための道場。

との出逢いから人生を学び、その出会いを存分に楽しむことに尽きるようだ。


次がTHE ROTARIANからの転載

THE WORLD ISTOPPED. THEY DIDN’T

「最も重要な局面で超我の奉仕を実践する職業人たち」ではコロナウィルス

感染現場で奮闘する救急外科医を始め、産科・婦人科医、高齢施設の管理者、

葬祭業、クルーズ船の航海士、公共事業の職員の方々が紹介されている。

救急外科医のジョバンニ・カッパさんはイタリアのローターアクター。

医療施設が限界の状況で、

生存の可能性の高い患者を優先する。遺族に遺体と対面できないことを伝える。

全身防御服、汗だくで連日1314時間の作業、

愛する家族への感染を防ぐために家族と合わない、という極限の状況の中で、

患者と家族のために強くなろうと踏ん張っている。

ロータリアンでは、産科医のアルタ・タンティアさんが防護服を着て

赤ちゃんを取り上げ、高齢者施設のローラ・ジェニングスさんは

外に出られない高齢者のためにロータリーに働きかけ、食事の配達を確保。

葬祭場を経営するビル・ブロッカーさんは臨終にも立ち会えず、

抱き合うことも手をにぎることもできない遺族のために投げキッスを奨励している。

また1200人の乗客と900人のクルーを運ぶクルーズ船の航海士、

マイケル・リンドさんは、クルーズ一時停止後、下船して再び船に戻った

乗客からコロナが発症。どの国も、どの港も下船を許可してくれず、1ヶ月漂流、

6人が死亡。ウィルスの入った箱に閉じ込められた苦悶を語る。

上下水道の供給や清掃事業を行う公共事業所の職員、ライアン・ブランケさんは、

感染爆発が起きても生活インフラを管理する必要がある公務員のも苦闘も

理解して欲しいと訴えた。

でも全てのロータリアンが、このような時に働けて、社会に貢献できたことを喜びとし誇りとしている。

ホルガー・クナークRI会長が言うように、「いかなる変化、いかなる事態のあっても、ロータリアンは適合し、繋がりを求める人々がつながることを可能にする」

それがロータリーだと改めて確信した。


次が

2020年バーチャル国際大会』

Webでの国際大会はRI会長のテーマ通り、地理的、経済的、時間的な制約を超え

世界をつなぐ大会となった。いつでも、どこからでもアクセスすれば参加できる

という革命的な世界大会は、確かに我々のような時間の余裕も経済的余裕もない

庶民ロータリアンには、ありがたい話だが反面、1年間、準備し期待し、

ワクワクドキドキしながら海外に出向き、その国の空気を吸い、その魅力に触れ、

言葉の通じない友人と共に呑み、握手し抱擁するという夢はなくなってしまう。

素晴らしい講演を聞き感激してもPCを離れると目に入るのは見慣れた我が家。

バーチャルは一瞬にして現実に戻る。

やっぱり違うよ、と思うのは私だけかでしょうか?

 

大会は、日本時間620日、1000にオープニング、以下プログラム通り進行し、

マーク・マローニーRI会長のスピーチは勿論、ビル・ゲイツ財団、WHO

ユニセフを交えてのパネル・ディスカッション。

二日目はオンライン例会の事例卓話やEクラブの活動、

今年度ホルガー・クナーク会長のスピーチもあった。

分科会、友愛の家等、QRコードから動画に入れば、

世界大会にいつでも余裕のある時に行けるのは、これはメリットかもしれない。


People of action around the globe

世界中で活躍する「世界を支える行動人」


『よねやまだより』

この事業の基礎知識の解説が始まった。ロータリー財団とは異なり、

日本のロータリーが共同で運営する奨学制度で、海外の若者に日本の姿を見せ、

平和を希求する国民性を理解し、技術文化を学んで母国の発展に寄与させたい

という米山梅吉氏の思想を現実化したもので、

特にアジアからの在日留学生を支援している。

母国に帰還した米山学友の素晴らしい活動も特筆に値する。

ただ、新しいクラブ組織CLPでは、R財団とひと包みで扱われる事が多く、

まだまだ理解が乏しいように感じる。

今月は奨学金制度編

現役奨学生の期間延長プログラムも紹介されており

クラブリーダー必読のコーナーだと思う。


RI理事会メンバー、RI及び日本国内の財団委員、委員会委員紹介」

クラブ運営等で困った時に役に立つロータリーコーディネーター(RC )

ロータリー公共イメージコーディネーター(RPIC)

ロータリー財団コーディネーター(RFC)

13地域ごとに紹介されていて、知っておくと必ず役に立つ。


そして先月から始まった『大人の着こなし図鑑

2回はスラックスの話。特に夏場、上着を着ないクールビズではスラックスの

着こなしがポイント。素材はサマーウールかポリエステル。皺になりにくく

ビジネスにもカジュアルにも使える。面白かったのは、

お腹周りが気になる人はノータックス、痩せ型の人はタック入り。

膝から下が細くなっているティーバードもお勧め。

また、ベルトは靴と同色、ベルトの穴の真ん中の穴に合わせるのが、

体型をきれいに見せるコツとか、へー知らなかった。


「写真でつづる日本のロータリー100年」

今月は2000年から2008


次が連載コミック「ポール・ハリスとロータリー」

1章ポールの生い立ち後半。前途多難な学生時代。祖母の提案が人生を変えた。

やっぱり、コミックだと解りやすい。さらっと目を通せるのがいい。


NEW GENERATION

ロータリーファミリー、若者たちの活動が分かる。

今回はローターアクターや米山学友が紹介されている


縦組みSPEECH

岡倉天心の転換点五浦という場の働きー

岡倉天心といえば、教科書でフェノロサと共に近代日本画の発展に寄与した人で

東京美術大学(東京芸大)・日本美術院を創設した人くらいの知識しかなかったが、

小泉晋弥(茨城大名誉教授)のこの講演には全く違う岡倉天心が見えた。

文部官僚のエリート、26歳で東京美術学校校長、インドを訪遊後ボストン美術館に

迎えられ、日本と行ったり来たりの生活の中で五浦という場所に出逢い。

魅せられ嵌まり、横山大観や菱田春草、下村観山、木村武山ら錚々たる画家を

引き連れて五浦に日本美術院を移転。

大自然のリズムに身を任せる、自然からインスピレーションを得るという

インド、中国、日本の共通の観念を究極の域まで高めた人。それが「六角堂」のかたちで、「茶の本」に書かれた理念だという。これは現代で言う「エコロジー」と同じ、

初めて知った茨城の五浦にどうしても行ってみたくなった。感銘。


『卓話の泉』『友愛の広場』『俳壇・歌壇・柳壇』には当地区からの投稿無し

『ロータリーアットワーク』

当地区の鹿児島県北部グループが投稿。串木野RCが主管してロータリーデーとして

教育講演会を実施。琉大 韓昌完氏と講師の小原愛子氏が進める「

「多様な個人のニーズや特性を把握し未来につながる」プロジェクトを例に

乳幼児から社会人までのニーズと特性を解説した。

質問も多く有意義な講演会であったようだ。

2020年7月14日火曜日

ロータリーの友を読もう7月

表紙はホルガ・クナークRI会長ご夫妻のスナップ。見るからにアウトドア派。
ラフなスタイルが似合う。部屋犬じゃない愛犬が控えているのも感じいい。
裏表紙は今期のRIのテーマRotary Opens Opportunity
3つのドアのマーク。縦組みページの目次が入っていて解りやすいが、
表紙は表紙で芸術性を伝えた方がいいのでは?と思う。

今月号巻頭は
新任のロータリーの友委員会の鈴木宏委員長の挨拶。
この大変な時代に「友」の果たす役割を明確にし、
乗り切ろうとする意気込みが感じられる。
集えない時代だから「友」を「心の友」にして触れ合いを深めよう。
その通りだ。

ガバナー・パートナーの逞しいご夫人たちに囲まれた会長の笑顔から
今期最初のRI会長メッセージ
世界中がパンデミックという現況にあって
どんな危機も再生と成長の機会になる。そのためにあらゆる機会の扉を開こう。
世界は今ロータリーを必要としている」。
大いに期待して頁を捲ると、
素足にジーンズ、ボードとパドルを持った若々しい姿で登場。
ノータイ、ジーンズと独特の鼻眼鏡がトレードマークだとか。
確かに今月号の「友」にネクタイを締めた会長の絵は一枚もない。
「一緒に何かするときはみんなが楽しむ」というのが
「ホルガの大原則」と紹介されている。常に仲間の一人でいたいとも。
これはロータリー活動は勿論、遊びも仕事も家事も一緒に楽しむということ。
奥様のスザンヌは大学の同級生。学生時代、週末は車で一緒に実家に帰り、
それぞれの家業(ホルガー家はパン屋、スザンヌ家はソーセージ屋)を手伝い、
仲良く卒業し、翌年結婚。暮らし方の秘訣は奥様に「何をしたい?」と
聴くことから始めることだとか、幸せを絵に描いたようなご夫婦。

また、この方が只者じゃないと思うのは、
家業をついで最初に手掛けたのが無農薬の小麦粉を使ったパンの製造販売
そしてパンを工場ではなく店舗で焼くという大変革。
今、この「焼き立てベーカリー」は世界の趨勢となっている。
さらに、この成功した事業をさっさと売却し、他の事業に身を投じ
ロータリー青少年交換に使命を見出したこと。

「いちばん大事なのは、お金じゃない、仕事を、人生を楽しむこと」
だから、今年度はクランベリーの扉(ローターアクト)が加わり
3つの扉を開けることがテーマとなったようだ。
目線の高さを合わせる、つまり誰もが対等で公平な場にあることを認識すれば、
老いも若きも、男も女も、社長も社員も、
話し合って解決策を見出したとき、命令されたように相手が感じない。
難しいがこれは実践すべきだと思う。

若い力、ローターアクターと自分の仲間のいるクラブに関心を持つことが
最優先のテーマだろう。

『ガバナーの横顔』では今年度全地区のガバナーが紹介されている。
当地区の風呂井敬新ガバナーは、鹿屋西RCの税理士さん。
モットーは「慌てず、焦らず、諦めず」
その言葉通り何事にも真摯に取り組み、行動して諦めない人、と評されている。
with Coronaの厳しい状況下でのリーダーシップに期待したい。

ガバナー事務所一覧に続いてRI理事、長野克彦さんを始め
『日本ロータリーの今年度指導者の挨拶』
コロナ禍の中での業務遂行について、それぞれが語られているのは、
会合活動が制限されロータリーも変化する、
健康、職業に留意してこれからのロータリーをクラブで論議して欲しいということ。
オンラインを取り入れたバーチャル会合、ロータリーの究極の目的である
世界平和のために精進する平和フェローへの支援
コロナ収束後の新しい米山の取り組みロータリー主要文献のデジタル化
「ロータリー日本100年史」の今年度発刊等々、
顔を合わせての打ち合わせもままならぬ今期、ホルガー会長の言う
「どんな危機でも再生と成長の機会となる」が実現できるよう、
しっかりとした意識をもちたいと思った。

『コロナとの取り組み』も各界から報告されている。
岡山からは駄菓子を通して断線したコミュニケーションを保ち笑顔を取り戻そう
という「全国被災地こどもDAGASHIリレー」
また医療崩壊危機のさなか、コロナから医療従事者を守るために立ち上げられた
「フェースシールド寄贈事業」は全国に急拡大し、
我が地区でも鹿児島・宮崎両県の医科・歯科医師会に20,000枚が贈呈された。

ここから新年度の新しい連載企画。
初めが「大人の着こなし図鑑」
1回はワイシャツの話。ワイシャツは本来下着だから、
丈はパンツが見えないお尻の下まであるのが普通。ウーン、そういえば昔、
女の子が男物の白いワイシャツを寝間着代わりにしていたのを思い出した。
素肌に着るのもOKだが、半袖はカジュアルで夏でも長袖が基本。
ボタンダウンもカジュアル、汗のにおいがしないのはコットン100%・・・
等々勉強になる。
次が連載コミック「ポール・ハリスとロータリー」
社会全体が活字離れし始めたこの時代は、漫画にするのがいいと思う。
面白い試みだが、絵がちょっと芸術的すぎて知性は感じるが、
漫画、劇画のもつ気楽さが感じられない。

縦組みSPEECH
「ジャパネットたかた」の高田明さんのIM講演要旨。
今はもう社長を退任されて、別の会社と地元のサッカーチーム
V・ファーレン長崎」のオーナー、御年70歳。
なんと70歳の初心」と仰る。世阿弥の「初心忘るべからず」とは
若い頃を思い出せということではなく、その時々の初心を見つけろということ。
闘わなければならない課題は、どの世代になってもある。
新たな気持で挑めなくなった時が「老い」
ウーン・・納得させられる名言だわ
高田さんは日々目標を立て実行していけば明日が変わり、
明日が変われば1年後が変わり10年後が変わる。
明日も変えられなくて10年後は変えられない。
過去と他人は変えられないが未来と自分は変えられるとも。
100歳の初心」と巡り合い、117歳のギネスを目指すそうである。・・感服。

「この人訪ねて」は高知南RCの戸田明さん。
紹介写真は川で遊ぶ戸田さん。ガキ大将そのまま、と思ったらほんとにそうだった。
あの青学で少林寺拳法の同好会を立ち上げ、学内を長い学ランで闊歩する硬派、
かと思いきや六本木、麻布十番を遊びまくる軟派。
30歳で、かの秋元康のSOLD-OUTに入社、吉田栄作のデビュープロデュース、
ハリウッド映画の制作にも携わって47歳で帰郷。
高知で父の浄化槽の会社を引き継いでロータリアンに。
今は、全国レベルの子供たちに空手を教えながら、ロータリーでは
グローバル補助金を活用してブラジルに内視鏡を広めるプロジェクトに参加。
無茶苦茶な組み合わせがこの人の中でバランス良く融合しているらしい。

『卓話の泉』『俳壇・歌壇・柳壇』『友愛の広場』『ロータリーアットワーク』
いづれにも投稿無し。

2020年6月11日木曜日

ロータリーの友を読もう・5/6月

                     ロータリーの友地区代表委員名 深尾 兼好

今月は表紙が3点、表1は路地の突き当りのドア。
コロナ禍の今見ると「出口が見えた」と思いたい。
表2は外出自粛で楽しかった外に思いを馳せているのか・・・
見る気分によってイラストの印象が変わるようだ。
表4は4つのテストの翻訳者、手島友健。
第二次大戦で脱会していた日本ロータリーをRIに復帰させたことでも有名。
今回の『会長メッセージ』は3頁。
WHOのパンデミック宣言を受けて、国際大会の実施を断念。
「例会、会合のオンライン化といった新しいスタイルへの急激な変化に、
ロータリーも共に変化しなければならない。まさに新しいロータリーの
行動計画で挙げられた《適応力を高める》という能力が試される時だ
と明言された。
またハワイの国際大会のスローガンでもあった
「アロハ」の精神(互いに敬意と愛情を持つ)が、
ロータリーの共同体が人類のために行動を起こすパワーの源になる、とも。

最初の特集は『ロータリーの適応力が試されるとき』
まず今年度から始まった『侃々諤々』には、全国のクラブの情報が集まり、
改めて感じたロータリー活動の意義等、意見が掲載されている。
全国的に例会、集会は中止、次年度の準備に大きな影響がでている。
総じて言えることは、
Webの活用(オンライン例会やSNSによるコミュニケーション)と
中止になった集会の余剰資金を使った社会奉仕。
劇的な「コミュニケーション革命」というピンチをチャンスに変えて
世界を友好の輪で繋ぎたい、と動き出したクラブもある。
クラブの取り組みとしては、一般市民へのマスクの配布やフードバンクへの寄付、
新聞メディアを使った感染防止の啓蒙活動。
これに対して海外では、医療機関や医療従事者への支援が多数を占める。
防護服、呼吸器、換気装置、食事がままならない医療従事者に食事を提供している
国もあった、我が2730地区も宮崎、鹿児島の医師会、歯科医師会にそれぞれ10,000個ずつフェイスシールドを送りマスメディアでも取り上げられた。

『日本国内全34地区の緊急アンケート』では、
かつてない対応を迫られている次年度の準備状況が数値化されている。
「地区チーム研修」は、緊急事態宣言前ということもあってほぼ前年通り。
ただ研修時間の短縮や懇親会は中止。PETSは資料送付やオンライン会議に変更し
リポート提出が義務付けられている。
「地区研修・協議会」も同様、会議方式を断念しDVD配布に変更、
中止する地区も11,8%あった。
すべてのプログラムでほとんどの地区で講演や食事は中止されている。
当地区はPETSRLI方式を導入し2日間フルにディスカッションする
計画であったが中止。DVD配布を余儀なくされた。
この項の最後が『オンライン会議のススメ』
Zoomと呼ばれるオンライン会議システムが推奨され、
参加できない会員には紙、もしくはDVD郵送で補完、
2500地区は現実に実施し成功を収めている。
大規模会議にも使えるということで、これからの会議の主流になるであろう、とのこと。
個人的には、コロナが収束すれば、やっぱりみんな一堂に介して賑やかにやりたい、
と思うのだが・・・
次がロータリーの新たなパートナーとなる
『ローターアクターに聞きました』 結果発表
恥ずかしながら、日本のRACの数が302、会員2107ということも知らなかったが、
RACを楽しみ、目的や理念を理解しているメンバーが7割以上いることに驚いた。
ただ、入会動機が「上司に誘われて」が最も多いのは義務感が先に立つような
気がして寂しいと感じた。
20194月の規定審議会で、RACRIの加盟クラブに含まれるようになったが、
そのことに関して、肯定、否定を明確にしたのは、わずか37%。
60%が、どちらでもない、と答えるなど戸惑いが見られる。
肯定者は、ロータリーに支援してもらうだけでなく、ローターアクトも主体的に
動けるようになる。
否定者は、日本のローターアクトは、提唱されて出来たという意識が強く、
自立できるほどではない。負担が増えるのは困る。という意見。
上限年齢の廃止、(会員及び提唱クラブの承認を得てクラブ独自の年齢制限を設定できる)についても、活動の輪が広がる、人員不足が解消される。逆に卒会という目標がなくなり、メリハリがなくなる等、賛否両論ある。
一緒に活動してみて、より良い繋がり方を模索するしかないと思われる。
 もう一つの特集は『海洋プラスチック問題』
オーストラリアのローターアクター、ルドビック・グロジャンさんのリポートによると
毎年880万トンのプラスチックが海洋に投棄されているとか。
880万トンってどのくらい量かと言うと、ジャンボジェット5万機分
5万機??想像を絶する。このままだと2050年には海に存在するプラスチックが
重量ベースで魚を超える。
そして、調査の結果、その多くがアフリカ、インド、中国の河川から流入している
ことがわかった。河川から海への流入を止めることで海はかなり浄化される。
川を監視し微細なマイクロプラスチックまで見つけて撤去する
つまり「水をきれいに洗う方法)をグロシャンさんが創設した
技術企業「OceanX Group」が開発し、環境活動を監視するセンサーの配備を行っている。この活動には世界中の意識あるロータリアン、
特に最悪と評価された河川流域の人の支援が必要、
彼は世界的なボランティア組織、ロータリーに呼びかけた。
ロータリーの出番というわけだ。
個々に示されているデータは凄い。
太平洋ゴミベルト155万平方キロ(テキサス州の倍の広さ)
鯨のお腹から見つかったゴミの量100キロ
海鳥でプラスチックを摂取していたひな98
イギリス海峡でプラスチックを含む魚1/3.

日本は一人あたりのプラごみ廃棄量が世界で2番目というに、
メディアが積極的に取り上げることもなく国民の関心は薄い。
そんな中で頑張っているクラブがある。
卓話や教材の提供で啓蒙活動をするクラブ。
・ウミガメの産卵地からプラごみをなくす清掃活動を続けるクラブ
・出雲のインターアクトは、場所柄、韓国や北朝鮮、中国やロシアの
漂着物が多い出雲で、調査と清掃活動を行っている。
改めてこの特集でプラごみの驚異を自覚させられた。
END POLIO NOW
兄と弟をポリオで亡なくした日本のロータリアンがインドのワクチン投与に
参加して、一緒に遊ぶことも、喧嘩することもなかった兄と弟に思いを巡らす。
「あの時ワクチンがあれば」
小児麻痺という言葉を知っている世代の共通の思いだろう
『視点・ガバナーのロータリー・モメント』には、
当地区の喜島健一郎ガバナーが投稿されている。
「目の前の一人の仲間のおかげで人生が潤うことがある」
喜島ガバナーの人柄が伺える。体調がすぐれぬ中、任務達成。本当にご苦労さまでした。
縦組みに移ってSPEECH 教育者、鶴羽佳子さんの講演要旨。
今、日本には労働人口の不足に倍するニートがいるという。
社会とコミュニケーションができず、自己否定で閉じこもってしまう。
自立のためのコミュニケーション能力を養う「ギャング・エイジ)を体験することなく
大人になったことが原因だという。
鹿児島にはかつて「郷中教育」という仕組みが合って、縦割りのグループで
子どもたちは、集団行動やいたずらを学んでいた。やはり、失敗しないように
が先回りして守ってやる様な過保護は、大人になっていきなり失敗に直面した子供を
壊してしまうということだろう。「安心して失敗しなさい」と言って育てる。
それも両親だけではなく地域が子どもたちを育てること(コンソーシアム)
大事ということ。うーむ、納得!
『この人訪ねて』は所沢中央RCの畑中教一さん。食品サンプルメーカーの創業者。
現在は息子さんが跡をついで、食品サンプルをアレンジしたアクセサリーや
ディスプレーを製造販売して注目されている。
趣味の盆栽では、面倒見の良さが、素晴らしい見返りを生み出し、
北京に畑中さんのための盆栽園ができた。
「ロータリークラブは自分にとっての遊び場」・・私も早くそんな心境になりたい。
投稿では『歌壇』に宮崎RCの薗田潤子さんの
永遠を一瞬にこめ跳躍す バレリーナの足の細き強靭 が入選
「ロータリーアットワーク」に日向東RC
「元プロ野球選手による野球教室」が掲出されている。