『ロータリーの友』は、国際ロータリー(RI)の認可を受け、ロータリー・ワールド・マガジン・プレス(『THE ROTARIAN』とロータリー地域雑誌の総称)の一員として発行されているロータリーの地域雑誌です。
ロータリーを語る時、ロータリーを思う時、私たちの心の中には各人にとってのロータリーが広がっているはずです。一人ひとりの読み手の生き方によって読み方が異なってよいと思います。なぜ『友』を読むのか、の答えの一つがそんなところにもあるように思います。

2011年8月1日月曜日

2011年7月号 感想

○横組について 

数名のクラブメンバーに聞いてみたがRI会長のメッセージの中での家族、継続、変化の三つの強調事項の意味がわかりにくいという意見があった。翻訳文をどこまで意訳するかは難しいところであるが、自分もそういう感があった。P14のテーマのメッセージには解説文があってもよいのかもしれない。
P18からのガバナーの横顔は楽しい記事である。当人のメッセージではなくクラブメンバーからの紹介であることもよい。自分と同じく1950年代のガバナーも6名いることがわかった。若いロータリアンには興味のあるところだ。
大震災関係の記事はこれからも継続して掲載されると思う。P42からの「心は共に」はどういうことができるか、実際何をしたのかがわかり、全国のロータリアンにとってはとても参考になる。ロータリアンこそこのような大災害時にその絆を活かせると思った。P48の陸前高田RCの震災後初めての例会のエピソードは印象に残った。

○縦組について 

P2のSPEECHは地区大会の記念講演の要旨を掲載。わが2730地区でもこれは素晴らしい、多くの人に見せたいという講演が多い。すべてを載せられないということはあるが、看板記事が地区大会(例会)のアウトプットというのはロータリーらしいと思う。
P7からの「この人この仕事」は全国のロータリアンの紹介である。ロータリーの主役は人であり、その職業が紹介されている。これもロータリーらしい企画である。
P19からの「ROTARY AT WORK 写真編」はロータリー活動のスナップ集である。ユニークな催しがあると自分のクラブでも応用できないかと思う。せっかく写真が載るので、写真の構図が変わるとさらにすばらしいものになると感じる。
P24からの文章編はタイトルの付け方がよいと思う。「修正鬼会で甘酒の接待」「婚活パーティ バレンタインナイト」なんだろうと魅かれるタイトルである。

ロータリーの友地区委員 水居 徹